住宅ローン審査・ご利用は、まずご相談下さい。
住宅ローンをご利用になる場合は、まず不動産会社などにご相談下さい。
数値的な借入可能額だけでマイホームを探してしまうと、後々取り返しのつかないことになる場合があります。
そんな事にならないようにするためのポイントをご紹介します。
あわせて、万が一、住宅ローン返済が困難になってしまった場合の対処策もご案内いたします。
順風満帆な家族にも、住宅ローン返済困難になるリスクが!
同じ会社の共働きで、余裕のある世帯年収、ボーナス加算を併用したローン返済。
都市近郊の一戸建てに住み、お子様たちに囲まれて、親御さんがご健在。
どこにでもいそうな、それでいて少しうらやましいご一家。
でもローンが返済困難になる、大きなリスクを抱えておられます。
このご一家のリスク要因とは・・・。
ローンの失敗を減らすため
基本的な6つのポイントをおさえましょう。
同じ会社の共働きで、余裕のある世帯年収、ボーナス加算を併用したローン返済。
世帯年収1,000万円の場合、手取りは800万円程度になります。
この収入ではおよそ6,000万円(※)の借り入れも可能です。
ご夫婦とお子様の1年の生活費を400万円、年間の住宅ローン返済額を200万円とすると、
年間でおよそ200万円の余裕があります。
しかし200万円の余裕で十分でしょうか?将来の出費が心配になります。
また、年額200万円の返済額のほかに、
マイホームの維持費や、将来のリフォームに備えた貯蓄なども必要になります。
※借入限度額:収入だけで決まるものではなく、債務や与信等も勘案されます。
夫婦共働きで、上限いっぱいの借り入れをしている場合、何かしらのトラブルで、突然返済困難になる事も考えられます。
ご夫婦で同じ会社にお勤め日田戸さんご一家の場合、会社の業績がご夫婦お二人の収入に、
ダイレクトなダブルインパクトとしてフィードバックされてしまいます。
上図の場合、夫の減収100万円、妻の減収50万円は、ライプフランに重大な影響を及ぼす額と言えるでしょう。
そして右の図にある通り、降格や失職などのリスクをはらむことにもあります。
たとえ超一流企業にお勤めであっても、会社の不祥事などによって、
大きな波に飲み込まれてしまう時代に生きていることを、われわれは忘れてはいけません。
超高齢化社会において、ご両親の介護も避けては通れないステージです。
親御さんに施設へ入っていただく事ができた場合でも、大変な金額が必要になります。
在宅介護の場合は、一定の費用で収められることはあっても、介護のために減収を余儀なくされることもあります。
またお子様の教育費用は、ローン返済以上に高額になる事があります。
私立高校の場合、平均でも年間100万円近い教育関連の資金が必要なります。
私大文系の場合、年間150万円以上、芸術系の場合は250万円、医学部では500万円もの教育費が必要になります。
※学費・教育費は参考です。
◆無理な計画は禁物
借入額上限のローン返済はとても大変です。都心に近い物件、理想の間取り、広いお庭などの夢をかなえることの重要ですが、夢をかなえた後の暮らしについても、しっかりと考えなくてはなりません。
考え方にもよりますが、近郊より郊外を選び、夢と余裕を両立させる選択肢の検討もお勧めいたします。
◆予算には余裕を・・・住宅の維持管理も予算化 賃貸や、集合住宅と違い、自前の一戸建ては、メンテナンスを自己責任で行わなくてはなりません。
住宅設備や修理費用は決して安い物ではありません。突発的な修理に備えた費用や、将来のリフォームを見据えた貯蓄を忘れずに続けましょう。
◆貯蓄や蓄えを・・・不確実な時代の自己防衛
高齢化社会で多くの方が将来現役で活躍しています。しかしそんな人でもある日突然、体調を崩してしまうリスクがあります。「いつの両親は元気だから」といって、楽観はできません。介護生活では、介護費用が発生するだけではなく、介護する家族の収入が失われてしまいます。
ご家族の健康リスクだけではありません。会社の業績による減収、降格、失職など様々な不確定要素が我々を取り巻いています。
全てのリスクに対処することはできませんが、せめて可能な範囲で貯蓄したり、現実的な人生設計でローンを組むことで、万が一のケースの影響を最小限に抑えることができるでしょう。
◆人生設計を考慮して、教育資金はしっかりと確保
お子様の年齢を計算して、何年後にいくら必要になる、といった見込みを立てておきましょう。さすがに、お子様から突然「医学部に行きたい」と言われたら固まってしまうかもしれませんが、高等教育に備えた貯蓄や教育ローンの積み立てを怠らないようにしましょう。
住宅ローンをご利用になる前の最も大きな不安材料は、
「一寸先は闇」
人生、何が起こるかわからないことです。
ピタットハウス東大和上北台店は、住宅ローン返済期間中、どのような事がよく起こるか、熟知しています。
また同時に、どのように備えればよいかを知っています。
「人間万事塞翁が馬」
というほどうまく進むかはわかりませんが、
「備えあれば憂いなし」
ピタットハウス東大和上北台店が、みなさまの不安を少しでも解消できるよう、お手伝いをいたします。そして
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」
いま現在、お客様ご一家はどのくらいの生活費を使っておられるのか、どのような無駄があるのか。
この客観的事実を把握しておけば、おのずと住宅ローン返済のペースが見えてきます。
万が一、返済が苦しくなってしまったら・・・
延滞する前に、一刻も早く、専門家に相談しましょう。
不安を抱え込まず、状況を整理することが重要です。
金融機関に相談する前に、不動産店に相談してください。
返済猶予や償還期間の延長など、大ごとになる前に打てる策をご提案できるかもしれません。
当店では、このようなお困りごとのご支援や、信頼できる金融機関(※)との橋渡しをいたします。
【住宅ローン返済を延滞した場合】
住宅ローンを延滞した場合、延滞分の利息の上乗せされるため、返済の負担がさらに増し、
金融機関からの督促状や電話などが続くことになります。
延滞が半年以上続くと、せっかくのマイホームが競売に掛けられ、
金銭的にも精神的にも不本意な形で財産を手放すことになってしまいます。
※信頼できる金融機関:当社お取引実績の多い都市銀行、地銀、信金信組
不動産サービスをご提供できるよう、4つのハートを大切にしています。